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七夕の行事食

 

七夕飾りに囲まれた保育園で、七夕メニューを頂く園児達は、生き生きと輝いて全員完食!!
今日は宮崎県東諸県郡国富町のみどりのおか保育園の給食指導日。

七夕は桃の節句や端午の節句と同じ五節句の一つ。この五節句にはそれぞれ行事食があり、ひな祭りにはあられ、こどもの日には柏餅やちまきなどが食べられています。

では、七夕の節句の行事食は何かご存知ですか?

実は「そうめん」なんです。

七夕にそうめんを食べるようになったのは、中国のある伝説に基づいているという説があります。

昔、7月7日に亡くなった皇帝の子どもが、たたりとなって町全体に病気を流行らせました。
この事態を解決すべく、その子どもが好物だった索餅(さくべい)を供えました。

※索餅とは、縄のように編んだ小麦のお菓子。

すると怒りは鎮まり、町にも平穏な日々が戻りました。
ここから、7月7日に索餅を食べると1年間病気をせずに暮らせるということで、七夕の行事食になりました。

索餅や七夕自体は、古くから日本に伝わっていたようですが、広まったのは平安時代の頃。
宮中行事として七夕を行い、中国にならって七夕に索餅を供えたそうです。

この索餅、実はそうめんの原型ではないかと言われています。小麦を練って縄状にしたものが後にそうめんとなり、そうめんが七夕に食べるものへと変わったようです。
そうめんで無病息災を願う

梅雨空が続き、ジメジメ・ムシムシとした日が続いていますね。そうめんは食欲が減退するこの時期にぴったり!
今年の七夕は短冊でお願いごとを書くだけでなく、そうめんを食べて無病息災を願ってみてはいかがでしょうか。

今日のみどりのおか保育園では、昼食
の主食に七夕そうめんを作ってみました。
薄焼き卵を天の川に見たて、
織姫星を人参、彦星をきゅうりでイメージしてみました。
そのほかのメニューは
主菜:パリパリチキン
副菜:酢の物、トマトのピザ
副副菜:キラキラゼリー、スイカ
おやつは
手作りカップケーキ
でした