今日は1月20日「大寒」。
この日は大寒の始まりの日を表す意味があり二十四節気の立春までの間、 1月20日~2月2日までが大寒。暦の上では一番寒い時期の事を表している日。 寒稽古や水行をするなどで邪を払う日としても大事にされています。
なかでも「寒の水」とはその期間に汲んだ水のことをいいます。 この時期は寒さがとても厳しい時期で、雑菌が少なく、体に良い状態であるとされているため、味噌・お酒・醤油などに使われます。雑菌が少ないため長期保存に向いている水だということも魅力です。
大寒の日の食事というのは、特別にありませんが、最近企業が始めたのに大寒たまごというものがあるようです。寒い時期に産んだ卵には栄養価が優れているというものです
月: 2021年1月
公共職業訓練委託ライブビジネス校フードビジネス科のフードマネジメントの授業。
食を土台とし、集客とビジネスをつなぎ合わせた3班の発表に感激。3月に社会に送り出す日が待ち遠しい。
お正月といえばお雑煮ですよね。
お雑煮は神様のお供え物を食べたことから始まったと言われています。
「お雑煮」という名前は、さまざまな具材をまぜて煮合わせたことが語源です。お雑煮に入れる具材はその年の実りと幸せをもたらすと言われている年神様のお供え物だった餅や農作物・海産物などを、さらに新年最初に汲んできた水である「若水」と新年最初にとぼした火で煮込んで食べたことから始まりました。
ハレの日に食べる食材として愛されてきたお餅。
お雑煮の具材は地域によっても異なりますが、お餅は角型や丸型、焼くか焼かないかなど、多少違いがあるようです。
因みに、地域によって丸餅派と角餅派は分かれており、関ヶ原の合戦が行われた場所を境に南側は丸餅、北側は角餅を好んで食べるそうです。
そんな地域によって好まれる形も違うお餅は昔から「ハレ」の日、つまり、お祝いごとや特別な日に食べる食材でした。そのため、新年を迎える特別な時期には餅つきをして、お餅を食べます。
年神様のお供え物を食べることで神のパワーを頂くことができると信じられていました
人々はお腹を満たすだけでなく神様のパワーももらっていたのです。
また、お正月の食事やお祝いごとなど特別な席で使われる「祝い箸」にも年神様が関係しています。
「祝い箸」は、箸の両端が細くなっており「両口箸」とも呼ばれ、片方は年神様がもう片方を私たち人間が使う「神人共食」を表しています。「祝い箸」を使うことで、私たちは年神様と共に食事を頂いているのです。
祝い箸でお雑煮を食べれば神様のパワーも2倍もらえるかもしれませんよね
1月11日の今日は「お鏡開き」
(管理栄養士:野田恭子)
お鏡開きの由来、ぜんざいの作り方についてお話し致します。
まずは由来。
お正月に鏡餅を飾るのは、歳神様が元旦にやってくるので、お供えをしてもてなそうというのがはじまりでした。
鏡餅には神様が宿るとされていたので、そのお餅を切ったりするのは縁起が悪いことから、手やつちなどで割って食べるようになりました。
ところが
割るというのは、縁起が悪いという理由から、「開く」に変わり鏡開きになりました。
そして
そのお餅で、ぜんざいを作ったり、お雑煮や磯辺餅やおでんの巾着の中に入れて、この日に食べる習慣が江戸時代からありました。
では一般的なぜんざいの作り方についてお話ししましょう。
ゆであずき缶とお餅で超簡単ぜんざい。フライパンひとつで作れます。
材料 (2人分)
ゆであずき缶 1缶
水 1缶
切り餅4個
塩小さじ1/6
①フライパンに、水、塩、あずき、餅を入れ火にかけ、沸騰したら中火で5分煮立てる。
②お餅を焼いて①に入れる。
③器に入れて、できあがり。
日本の伝統行事の「お鏡開き」、今日は、是非お楽しみください。
新年あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
おかげさまで、家族全員元気に新年を迎えました。
昨年同様に、しっかりと現状を受け止めて、出来ることを緻密に積み重ねていこうと思います。
今年も親子共々、宜しくお願い致します。