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春分の日

今日3月20日は春分の日〔文責:管理栄養士 野田恭子)
季節の大きな節目でもあり、立春からスタートする二十四節気では、4番目の季節に当たります。
春分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じ日でもあります。

二十四節気は、もともと中国で使われていた季節の区分方法で、日本には江戸時代に到来しました。
春分の日がお彼岸になったのは、明治11年の春季皇霊祭(しゅんきこうりょうさい)という祭日が始まりです。これは歴代の天皇や皇后、皇親の霊を祭る儀式でしたが、時代の流れとともに廃止され、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」との意味合いで、春分の日=お彼岸になったのです。
また、春分の日に「ぼた餅」を食べるようになったのかと言うと、ぼた餅に使われる小豆が朱色なことから、朱色には邪気を払う力があるとしてご先祖に小豆を使った「ぼた餅」をお供えするようになりました。

そして、お供えした時に家族で一緒に食べていたのが、現代まで風習として伝わったようです。
春花「牡丹」に例えた「ぼた餅」は、9月の秋分の日には、秋花に例えた今日お萩」と呼ぶところがいかにも日本ですよね。

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新型コロナに打ち勝つ栄養学

新型コロナ拡大が続く中、「自分の健康は自分で守る」方法について、管理栄養士の立場からお話しします(文責:管理栄養士 野田恭子)
大事なことは、菌に打ち勝つだけの免疫力をつけておくこと。一体免疫力を高めるにはどのようにすればいいのでしょうか
具体的には健康の三原則「睡眠、栄養、運動」と「菌をつけない(マスク、手洗い)」の四原則をしっかりと身につけることです。

免疫力を高めるには腸の状態をよくすることが重要なポイントになります。
そのためには
①栄養バランスの良い食事をすること
②規則正しい食事を3食とること 
です。

免疫細胞そのものを活性化させる栄養素はタンパク質、抗酸化力と粘膜を強くするビタミンAとE、体の調子を整えるビタミンCそして亜鉛や鉄分、カルシウムなどのミネラル類なども免疫細胞の強化には必須栄養素です。
栄養で大切なことは、この食品だけがいいというものはありません。お互いの長短を補って免疫力を高めるのでいろいろな食品を組み合わせたバランスのとれた食事を1日3食食べること。
内容は「主食」「主菜」「副菜」の3つをそろえること
 主食-ご飯、パン、麺のいずれかを茶碗軽く1杯
 主菜-大きなおかず(肉、魚、卵、大豆製品から1つと野菜)
 副菜-小さなおかず(野菜か海藻)

中でも1日1食は「ネバネバ食品」オクラ、納豆、山芋、里芋、モロヘイヤ、つる紫、めかぶなどを食べることです。ネバネバ食品の正体は「ペクチンという食物繊維」と「ムチン」という糖タンパク質です。
ペクチンは腸内の善玉菌を増やすため、整腸作用を促し、便秘を防ぐ効果があります。また体内でコレステロールが吸収するのを防ぐ作用があります。ムチンは胃腸を保護する働きが期待され、タンパク質の分解を促進する酵素を含みます。この働きから疲労回復すなわち免疫力アップにつながります。
例えば
朝食ー軽く1杯のご飯、納豆とオクラの混ぜ混ぜ食品、里芋とねぎの味噌汁
昼食ー山かけうどん、冷奴、つる紫のお浸し
夕食ー軽く1杯のご飯、鮭のホイル焼(鮭、なめこ、ほうれん草)、めかぶときゅうりの酢の物

などです。菌に打ち勝つ強い体を作るのはあなた自身です。毎食毎日の食事があなた自身を作るのです。
もう一度あなたの食事を見直してみましょう。

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私の誕生日

3月8日の誕生日は、沢山の方々から途切れることなく祝メールをいただきました。一つ一つを読んでいくと心底から湧き出るものがありました。パワーを頂き最高の誕生日を過ごすことができました。有難うございました。

当日は、娘のあすかが松葉杖をつきながら近くのスーパーまでリックを背負って買出しに行き、夕ご飯を作ってくれました。スーパーに行くと店員さんが買物のサポートをしてくださったそうです。

あすか作ってくれたメニューは
 主食「炊込ご飯」
 主菜「白身魚のあんかけ」
 副菜「茶碗蒸」
で栄養のバランスが摂れた彩り鮮やかな献立でした。誕生日恒例の「茶碗蒸」が食卓に並んでいたので、思わずニヤリ!

亡母は、私の誕生日になるといつも茶碗蒸を作ってくれました。
4 人兄弟の末っ子に生まれた私は、この日だけは兄姉よりも多くの銀杏が入っていて満足でした。
親元を離れた大学時、亡母は茶碗蒸の絵葉書を送ってくれました。色鉛筆でぬられた葉書には「恭子ちゃん、お誕生日おめでとう」・・・それを見た途端、気がついてみると故郷にむかう特急電車「有明」号に乗っていました。
そして私も新しい家庭を持ち、
結婚して 1 年目の誕生日プレゼントは、一輪のバラの花
2 年目はブローチ
3 年目は何もありませんでした。
何かしら物足りない誕生日。そこで夫に茶碗蒸の話をするとスーパーからラミネートされた茶碗蒸を買ってきてくれました。満面の笑顔で食べたことを覚えています。それ以来、私の誕生日の食卓には、毎年茶碗蒸が引き続いて並ぶようになりました。

そして調理科の生徒達へ、授業の「ケの食事&ハレの食事」の単元でこの話をするようになり
小林西高等学校調理科の生徒達は、教室の黒板に、生徒の数の茶碗蒸の絵を描かいてくれるようになりました。しかも名前入りで銀杏の絵までしっかりと書かれてありました。
そして
日南学園高等学校調理科の生徒達は、修学旅行中に誕生日を迎えた私に、画用紙に書いた茶碗蒸をプレゼントしてくれました。ホテルのロビーで歌ってくれたバースデーソングは今でも耳に残っています。
そして退職の日、調理科 2 年生全員一人一人が茶碗蒸を作ってくれました。35 個の茶碗蒸を、涙を流しながら全部食べて、校舎を後にしました。
だから私にとっては誕生日は茶碗蒸なのです。

今では、娘のあすかが茶碗蒸しを毎年作ってくれます。
おとといの誕生日には、桜えびなどの春食材の中に銀杏が入っていました。
あすかの茶碗蒸は実家の亡母の味でした。。。

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ひなまつり

3月3日の今日はひな祭りですね。

ひな祭りの由来は、中国でおこなわれていた「上巳(じょうし)の節句」が日本に伝わってきたという説が有力です。

もともとは邪気や厄を払うための行事で、人形に自分の邪気をうつして川に流すという「流し雛」が行われていました

時代とともに流し雛に使用する人形が立派になり、川に流すのではなく家に飾るようになりました。これがやがてひな人形となり、貴族の中で流行っていたおままごと遊びのような「ひひな遊び」と合わさって、ひな祭りになったといわれています。

また、ひな祭りが3月3日に定められ、女の子の健やかな成長と幸せを願う日として定着したのは江戸時代の頃だといわれています。

また、ひな祭りは桃の節句といわれることもありますが、これは中国の上巳の節句で桃の花が使われていたためです。中国では桃の花に長寿や魔除けの力があるとされており、古くから親しまれてきました。このことから、上巳の節句では桃の花のお酒や桃の葉のお風呂などで厄払いを行っていたそうです。また、上巳の節句の頃は桃の花が咲く時期でもありますよね

ひな祭りでは、ちらし寿司や蛤のお吸い物を食べてお祝いをするのが一般的です。

ちらし寿司は様々な具材を混ぜ合わせて作りますが、これには将来食べるものに困りませんようにという願いが込められています。

また、蛤のお吸い物には、蛤の貝殻のようにぴったりと合う生涯のパートナーと一生添い遂げられますようにという願いが込められています。

その他にも、菱餅やひなあられなどがひな祭りの食べ物として挙がりますが、どれも女の子の健やかな成長と幸せを願う意味が込められています。ひなあられの

・ピンク…生命

・白…雪の大地

・緑…木々の芽吹き

この3色のひなあられを食べることで、自然のエネルギーを得て元気で丈夫に育つとされているそうです。

ひな祭りには、ひな祭りカラーの食べ物を用意して家族で集まり、楽しく女の子の成長と幸せを願いましょう。